今回は2週に渡り講義をしていただいたZIBAデザインの平田さんについてのレポートです。
まずは、1週目のお話。
シュレッダーをデザインする時に『デザインで1000円儲ける』というキャッチコピーをつけ、製作工程において、いかにコストダウンをはかっていったか。
・機構部は現状と同様
・7つの外装パーツ構成を3つに削減
・カラーバリエーションを5つから3つへ
・金型をとりやすく
・組み立てが容易
以上をデザインする段階において取り入れていったため、1コのシュレッダーにつき1000円の利益が出るようになった。というお話でした。
ここで、すごいのはコストダウンのために機構やデザインの幅を狭めているにもかかわらず、最終的なデザインはとてもすっきりしていて、かつ飽きがこないようなデザインであったこと。さらに、カラーバリエーションやボタンや細部のデザインにまで、ちゃんとバックボーンがあり納得させられるものであったこと
自分が営業だったらぐぅの音もでないです。
次に、会社に入るにあたっての心構えについて
・その会社に入ることで自分に何ができるのか?今、自分のできる事は何なのかを明確にする。
・物流のしやすさやオリジナリティの付加価値を企業の人たちへちゃんと伝えられるように現実性のあるポートフォリオを作成する。
という内容でした。『現実性のあるポートフォリオ』っていうのは、型取りの知識や流通の仕組みなどを知らない自分にとっては難しいかもしれないけど、必ず自分で調べて考えられる箇所があるはず。
そこを見つけて一つでも二つでもいいから現実性があり、かつ相手を納得させられるようなデザインをしていきたいと思います。
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