2010年6月4日金曜日

デザインイノベーション2 ~Paul rand~



今回の授業では、『Paul Rand』というアメリカのデザイナーについてのお話でした。
IBMやABC放送のロゴなどを手がけ、20代から晩年まで第一線で活躍し続けたデザイナーです。


・なぜ「美しい」のか?

デザインにおいて「美しい」という感情を抱くか抱かないかは、作品の良し悪しを決める上で重要な要素です。
その中で、Paul Randはピサの斜塔を例に挙げ、「ピサの斜塔が美しいのは全体が斜めになっている事で不安定感を演出しているからである」と言っています。
地面という平坦な情報ばかりの場所で、斜めの情報が入る事で情報にスパイスを与え、美しさを感じることができる。ってことじゃないかな~と感じました。
斜め以外にも『平坦な情報から、少し違う情報を入れる』という点においては、グラフィックやプロダクトなど幅広いデザインに応用できると思います。


・what is design ?

「デザインとは何か?」という問いに対し「content and form together.(中身と形が一緒である。)」とPaul randは答えました。これは、当たり前のようですが実践するのは難しい。

例えば、スッキリした味わいが売りのペットボトルのデザインが、ふんわりとした感じだったり
コンパクトが売りのバックが余計な装飾でかさばってたり… 販売されている商品でもありがちな気がします。

まぁ作った側の意図もあるとは思いますが、選ぶユーザーからしたら違和感ありますよね。アフォーダンスってのにもつながってくるとは思いますが、やっぱりデザインは形と中身が一緒でないとダメです。


Good design… bad design…

Paul rand曰く「悪いデザインとは装飾が無駄に多いもの」と言っています。
俺も基本的にシンプルが好きです。無意味な装飾は嫌い。でも、シンプルすぎるのもつまらない。
ここら辺のサジ加減がデザイナーの良し悪しを決めると言っても過言ではないと思います。

と、ま~書いていったけど…レポートとブログの間になっちゃって、
どんぐらい真面目に書いて、どんぐらいふざけていいのかを未だ模索中です…。

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